石鎚水平道 雪瀑への簡単なアクセスを探せ
ということで、石鎚ロープウェイが8:40始発となる直前、坊主石探しの一環で石鎚水平道へトライしてみる。
光量不足でぼけぼけなんだけど、小さくしたら気にならない(
ロープウェイ乗り場前に茶の木?があったことに初めて気づく。
こういうのがあるから山歩きは何べんだって同じところを歩いても面白い。
成就までの道のりで紅葉を楽しむ。
もうちょっと青が撮りたいが無理なんだろうなと思ったけど無理だった(
人が多くて変なアングルになった(
今日も怪我無く歩けますように
ここが水平道への降り口というのは以前から知っていた。降りてみると思った以上に道である。これは楽勝なやつか???
奇麗
と、わりとテープもある。が、これは迷った後の絵である(
二度目の道外しを経て、皆さんの写真で見たところに帰る。1度目は後の地図。新しいテープが続いているのでひょっとしてこれかと小尾根沿いに下ると、どうも老ノ川へと直接アクセスする為だったようで踏み外す。想像はできたが上り返さず横道を探すもめっちゃ時間かかる。迷ったら正しいと確信ができるところまで登り返そう!(
続いて分岐が怪しいところで同じくテープに従うと違うところに出た(涙)
後でよく見ると順路にもテープがあった。この時はよくわからずに、参道にめっちゃ近づいた事に気づき、またもや戻らずに初芽成(ういがなる・憂ヶ平)らしき場所に無理やり下ったわけだが。
なんでこんな事になっているかというと、地図を信用していない(
やっぱりこのあたりも高知営林局の管轄だったらしい。
老ノ川谷、というか、初芽成谷に出たらしい。ナメが奇麗。でもナメの大半は土石に飲まれているらしい。
初芽成らしき場所に出ると奇麗な植林。
何やら作業小屋が。このあたりは林業基地だったらしい。そこから水平動が伸びており、これが折掛林道へと続く道につながる。これはなんだというと、どうもこの辺りにいくつもあった小鉱山の大半が住友鉱山に買われ、この精製の為に材木を炭にし、その後住友主導で植林がなされた、といういきさつの様だ。
老ノ川集落はこの炭の精製と林業に従事していた集落の様だ。その為、最後のあたりに生まれ、早くに消滅した集落となった。昭和40年頃。この辺りでは一つの区切りが来るがその時に北海道へ大半が移動し消滅したらしい。
わりと昔の金物は強い。
わりと新しいなにかの機械。
ふろがまですね。
立派な石垣が。
と、何の気なしに上ったらテープ発見! これは水平道へ復帰の兆し!?
ということで、復帰成功。石割道が立派だ。かなり立派な道だった。
要所要所に石垣が見える。以前に歩いた雪瀑の道との着き口、老ノ川道への着き口と思われるところは発見。今度あっちも試してみようと思われる。雪瀑道は下方が自然に飲まれていたのでもう歩かないとおもうけれど
と、いうところで折掛林道へ合流。合流口はやっぱり不明瞭
使われなくなった林道はだいたい自然に飲まれる。日当たりがいいからね(涙
ということで、雪瀑へ合流。迷っている時間が長すぎていい時間になってしまった
今回はここで撤退。
最後が二重になっているのは、歩き水平道と、林道水平道の部分。時間がないので林道水平道の捜索は途中で断念。
下側迷った方は分岐が笹に覆われて、広い方へいったのが間違い。テープを少し付け直す。最初の方は先にもいった初芽成谷への直通尾根。これはしっかり道があるので普通の人は間違わない(笑
まだ何回か歩く必要があるなぁ。迷いすぎたので参照タイムとれず。
石鎚水平道はかなり古い地図にも記載がある歴史ある道である。
今回歩いてみて非常に気持ちがよかった(迷ってない時に限る)
その後林道が出来いっしょくたにされたが、赤石山系の古い道に通じるなにかを感じる。
大成はこのあたりでは古い集落で、林業といえば老ノ川が強かったのかもしれない。農地拡大をしていなかったとも思えるが。