石鎚水平道~老ノ川 連僧石探しのための~
先日、石鎚水平道。いや、老ノ川水平道を歩いたわけですが、ちょっと迷子にもなって全景が分かりにくかったので歩きなおし、プラス老ノ川道の確認に下山しようという計画です。
こういう集落跡からの古い道は入り口が分からなくて苦労する。という経験則がありまして、水平道からなら降りて、かつ正しい道が分かるのでは? というわけなんです。車をおいたところから朝日が入ってまいりました。
諏訪神社までまずは移動です。光量が足りない時はやっぱり明るいレンズがいいなぁ。。。
なにやら奇麗な淵が。あれひょっとして蛇淵とかじゃないの? いつか降りてみてみたいですね。
バスで河口からロープウェイまで移動する計画で少し時間を持て余しています。
イチョウは間違いなく人の痕跡ですが、とても秋らしい。
マンリョウなのかセンリョウなのか
この時は望遠レンズ付けているのでちょいと暗め。
諏訪神社に寄ってみました。諏訪の森。やっぱり生活の場なんですね。
本殿の右上にあった社。かやぶきですね。すごい。
護国神社ってことは何が祭られているんでしょうか。
横峰寺奥の院。前神寺奥の院がロープウェイ乗り場から成就の間にあるあの社です。力関係が伺えます。
光芒が撮れるかとできるだけ絞ってみました。どう?
バス停のある河口。そういえばここはかっての観光の地。いや、そもそもは最後の禊場だったんですけれども。三碧峡だったかな?
この橋げたになにやら大型のスズメバチの巣があるようです。まぁ冬になれば放棄される可能性が高いからまぁいいか?
さて。この日も天気が良くて登山客が多いです。
まだ咲いているんですね。茶の木みたいなの。
瓶ヶ森にはうっすら雪が見えます。あっちも楽しそうだね!
たぶんミズナラ? ブナの植生ぐらいだとミズナラになるらしい。それより低いとコナラ?
これは近く。たぶんあってた?
石鎚が思ったより白いです。おや?
成就者にも雪が残っています。石鎚も楽しそうだったかな?
境も怪我がありませんように。
と、いうことで前回の反省を糧に水平道を移動してみました。
老ノ川にぶちあたったところ。滑川みたいですね。や、ナメの川ではあるんですけど。
水平道移動中。人工物があるということはこの上にも林道があるのか。
どこで林道に上がるのが効率的かちょっと考え中。上がったらプチ藪なのでこっちのほうが歩きやすいところもあるんです。
雪瀑。思ったぐらいの時間なんですが、ちょっと雪瀑に捜索に上がってみる。
わりとすぐに伏流水が再び現れる。
やっぱり沢登はつらくて、途中で装備を置いて空荷で登ってみる。
そうすると、がちがちアイスの状態になって、滝を何回か巻いて、この冒険にめっちゃ時間がかかった。。。そしてカメラもないから。。。
という感じで、ちょっと曖昧なんですけど、×ぐらいの場所が烏帽子岩があるところです。ただ、沢からは灌木が茂って見えません。反対の小尾根に上ると見えました。少しずつ適当山歩き経験値が溜まっていく自分を感じます。ガスがかかって寒くなってきました。体感0度ぐらい。沢は流れているものの、周りがステップも切れないアイスです。ザックにはチェーンスパイクはいってるーー(´;ω;`)
ちなみにログの終点ぐらいがナメ沢のスタートって感じみたいでした。
と、いうことで何とか降りてきて、ガスっている山をとる。肉眼ではうっすら霧氷が見えました。
これはチェーンソーの刃かな? 林道が入ったときに手入れした痕跡でしょうか。
これは何をとったんだろう?
と、いう事で、これはかなり降りたところなんですが闇にまみれました。水平道は確認できましたが、林道は薄くて日が落ちてくるとところどころ迷って結局降りるのに2時間ちょいかかっています。
しかしムラサキシキブ?が多い。
これ向きが違いますけど最後の渡渉点みたいですね。
養殖場の跡かな? ということは集落か!
林道まで戻りました。
最後にハクビシンに遭遇。若い個体なのか車に動じません。それにしてもモコモコ。ハクビシンって、民家の近くで遭遇することが多いサトヤマの動物って感じで、あんまり山の動物感がないんですよね。私の中で。
水平道は改めて歩くといい道でした。老ノ川道は薄いせいで暗くなると迷いましたが、案外しっかり道があります。と、いうことは雪瀑道もひょっとして今の道があるのか??? 興味が尽きません。